加工食品とは、食品に何らかの加工を施したものを言います。その種類は、水産練り製品、肉加工品、乳加工品、嗜好食品、調味料、菓子類、冷凍食品、レトルト食品、缶詰食品、インスタント食品等、実に多岐にわたります。
加工食品は法律によって食品の表示が義務づけられており、私たちはその情報を活用し、適切に選んだり、扱う事が必要となります。
私たちが毎日の食事で利用をしている食品は、動物や植物の天然の物だけに限らず、これらに加工をして調理を施した物も多く利用されています。
食品の多くは、長期間保存をする事が出来ません。そのために、食品の品質保存や有効利用、安全供給を目的として、いろいろな手段や方法を用いて食品を加工し処理をしたものが加工食品となります。
近年においては、栄養素量を改善したり、色や香り、味などの嗜好性を高めるだけにとどまらず、簡便性や調理の短縮を図る事なども目的とされてきています。
そして、加工食品を大別すると、一次加工食品、二次加工食品、三次加工食品と区分さえます。
一次加工食品・・農・畜産物を直接の原料としてその食品的性格を著しく変更をする事無く、物理的に処理と加工をした食品。
二次加工食品・・一次加工によって製造された業務用製品を1~2種以上を用いて変化に富んで加工をした食品。
三次加工食品・・一次あるいは二次加工食品を2種類以上の業務用製品を組み合わせて在来のものとは異なる形に加工をした食品。